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バッファロー:TeraStation NASの共有データのバックアップ方法 – toNAS
NASの共有データをBCP対策で遠隔地に設置してあるNASにバックアップする方法について紹介(NAS to NAS編)
NAS機器の選定
パソコンやサーバにバックアップソフトをいれて管理せず、NAS単体で自動的に勝手にバックアップを実行してくれる仕組みをつくりたいので、NASのなかでも少し頭が賢く、そういった機能をもった法人向けの製品のなかで比較的安価なエントリーモデルを選定して使用します。
バッファロー:LinkStation「TS3200DNシリーズ」
- 4TBモデル:TS3200DN0402 ※RAID1で2TB使用可能
- 2TBモデル:TS3200DN0202 ※RAID1で1TB使用可能
※今回NASを2台使用するので、それぞれNAS01/NAS02とします
NASバックアップの構成
VPNでつながっている2拠点があり、それぞれにNAS01/NAS02を設置することにします。
- 拠点1:192.168.1.0/24、NAS01:192.168.1.210
- 拠点2:192.168.2.0/24、NAS02:192.168.2.210
※NAS02の共有データをNAS01にバックアップすることにします
NASバックアップ先の準備(NAS01側)
公開プロトコル:バックアップにチェック、公開パスワード:パスを設定
※後にWindows端末から確認行いたい為:SMBにチェック
NASバックアップ元の準備(NAS02側)
バックアップを選択して「検索パスワード」の設定
※前述した公開パスワードを入力
バックアップ一覧から「TeraStation一覧表示」
検索対象IPアドレス・ホスト名で「追加」
別セグメントにあるTeraStationにバックアップするので、NAS01:192.168.1.210を入力
検出済みTeraStation一覧で「更新」→「はい」(※再取得)
NASバックアップの設定(NAS02側)
バックアップ元:workフォルダ、バックアップ先:NAS01上にあるbackupフォルダを指定しています。
追加でバックアップしたいフォルダがあれば、随時追加します。
※バックアップログファイル:チェックすると、バックアップ完了後フォルダ内にテキストファイルが作成されます。管理上紛らわしい場合はオフで。
バックアップしたデータの確認
バックアップを実行したら、どのようになるかテストしました。
NAS02のworkフォルダをバックアップします。フォルダ内にはいくつかのテキストファイルがあります。
NAS01のbackupフォルダに実行した日時ごとにフォルダが作成され、バックアップ元と同じ内容でバックアップされていることがわかります。
参考価格
メーカー | 機種 | ネット調べ |
---|---|---|
バッファロー | TS3200DN0202 (NAS:2TB) | 55,000円 |
バッファロー | TS3200DN0402 (NAS:4TB) | 80,000円 |
バッファロー | HD-LC2.0U3-BKE (USB:2TB) | 10,000円 |
バッファロー | HD-LC4.0U3-BKE (USB:4TB) | 18,000円 |
導入費用
No. | 品名 | 数量 | 単価 | ネット注文価格 |
---|---|---|---|---|
1 | NASバックアップ設定費 (USB:世代管理) | 1 | 8,000 | 8,000円 |
2 | NASバックアップ設定費 (NAS:遠隔地) | 1 | 15,000 | 15,000円 |
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