NAS本体やNAS上の共有データのバックアップ方法 – LinkStation

バックアップ

NAS搭載のハードディスク以外に本体自体が故障した場合に備えてNASをバックアップする方法について紹介(バッファローLinkStation編)

NASバックアップの構成

バッファロー:LinkStation「LS220DBシリーズ」や「LS420DCシリーズ」を例として、これらNAS本体と別に下記どちらかをバックアップ先として使用します。

  • USB対応外付けハードディスク
  • ネットワーク対応ハードディスク(NAS)

※NAS本体 ~ USBケーブル接続 ~ USB対応外付け型HDD
※NAS本体 ~ ネットワークにLANケーブル接続 ~ ネットワーク対応HDD(NAS)

バックアップ先として指定するネットワーク対応ハードディスク(NAS)は、同一ネットワークや別セグメント(サブネットが異なるネットワーク)、またVPN接続された遠隔地のネットワークへの設置することもできます。

NASバックアップ対応のHDD

NASのバックアップ先として対応する容量も大きくない比較的低価格なエントリーモデルとなると、USB対応外付け型HDDなら1万円弱で導入できる「HD-LC1.0U3-WHD」「HD-LL1.0U3-BKD」、ネットワーク対応HDD(NAS)なら2万円前半~3万円前半で導入できる「HD-WL2TU3/R1J」「HD-WL4TU3/R1J」などがあります。
バックアップするデータ容量との相談によりますが、手軽に簡単に導入ならUSB対応外付け型HDDネットワーク対応HDD(NAS)ならバックアップ元のNAS自体が故障しても入れ替えして復旧させそのまま使用することもできると思います。




NASバックアップ先の準備

USB対応外付け型HDDは、一旦パソコンなどと接続してフォーマットします。ネットワーク対応HDD(NAS)は、バックアップ先として指定するフォルダ設定で「公開プロトコル:バックアップ」などの事前準備が必要です。
どちらもバックアップ元のNASでバックアップ先として接続しているハードディスクを認識していることを確認します。

NASバックアップの設定

管理画面→詳細設定→バックアップ→「バックアップタスクの追加」から最大8つまでのバックアップ設定ができます。
主な設定項目として、スケジュール/動作モード/オプションがあり、スケジュールは通常業務に支障がないよう休日の深夜や早朝などを指定すると良いでしょう。
動作モードは、「上書きバックアップ(増分バックアップ)」だと容量が少し心配なので、「通常バックアップ」か「上書きバックアップ(差分バックアップ)
その他、前述した容量の関係で、オプションの「ごみ箱をバックアップしない」にチェックをいれておくといいと思います。

バックアップしたデータの復元

NAS自体にはデータを復元するような設定もありませんし、バックアップしたデータを自動で復元する機能もありません。
復元はパソコンなどからバックアップ先のデータを手動で操作して行います。




参考価格

メーカー機種ネット調べ
バッファローHD-LC1.0U3-WHD9,000円
バッファローHD-LL1.0U3-BKD10,000円
バッファローHD-WL2TU3/R1J24,000円
バッファローHD-WL4TU3/R1J33,000円

導入費用

No.品名数量単価ネット注文価格
1NASバックアップ設定費
(USB)
16,0006,000円
2NASバックアップ設定費
(NAS)
18,0008,000円

関連記事

最近の記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP