月額費用無し小規模ローカル環境での利用に最適なテレビ会議システム

システム利用

買い切りで月々の費用がかからず、同時に構成によっては最大10箇所で使用でき機能も豊富、外出先からも参加できるテレビ会議システムの選定

システムのタイプと予算

会議システムのタイプはサービス機能をどこで提供するかによって大きく3つタイプにわけられます。ローカル環境内に「サーバ」導入するサーバ型、同じくローカル内にサーバ機能を含んだ「機器」を導入する専用ハード型、インターネット上にサーバがありその「機能を貸し出す」タイプがクラウド型(ASP型)の3つです。
予算としては、~200万くらい。ここでは月額利用料がかからない専用ハード型を選定してみます。

各タイプの特徴

サーバ型はサーバだけでも100~150万かかる場合があり、そこからクライアント用の接続ライセンスやカメラ/テレビなどの周辺機器、また年額でサーバのメンテナンス保守費となるとかなり高額なシステムとなってきますがカスタマイズで好きなように導入できるメリットがあります。

クラウド型はサーバ含めそれらの機能をサービス提供側でもつので、基本的には他のタイプと比べると一番安い初期費用と月額の利用料金だけですみます。出来ることと出来ないこともありますが利用するサービスが要件にマッチしていたり、複数箇所から利用するのであれば最適です。
※月額3万円とすると、年額で36万、5年使うと180万

専用ハード型は上記の中間よりややサーバ型寄りに位置し、サーバ機能をもつ専用の機器を設置するかたちになります。初期費用はそれなりにかかりますが、機能も豊富でほぼほぼやりたいことも出来ますし少数箇所で使用するには最適です。
※イニシャルコスト順でいくと、サーバ型/専用ハード型/クラウド型




選ばなかったメーカー

ここでは月額利用料がかからない専用ハード型ということで下記メーカーを省きます。

  • パイオニア
  • 住友電工システムソリューション
  • パナソニックソリューションテクノロジー
  • リコー

サーバ型で保守費が年数十万円かかったり、専用ハード型であってもサーバはクラウド上にあり月額費用がかかるといった理由からです。

選定したメーカー

いくつか選んだ結果、最適だったのが「アバーのテレビ会議システム」でした。
専用ハード型で、構成によって同時4箇所/同時10箇所/1vs1(ポイントツーポイント)が組めます。

アバーのテレビ会議の良いところ

一般的なテレビ会議における機能の他に気になったところは下記のとおり。

  • リモコンで電話帳から通話先を選択したりと操作が簡単
  • 光学ズームできるカメラで映像もキレイ
  • 専用ソフトでパソコン/スマホからも会議に参加、外出先からもOK
  • 表示しているコンテンツを共有、オプションで書画カメラも接続可
  • 上記スマホからでも無料アプリをインストールし写している映像を共有
  • 製品保証:3年(仕入先によっては5年の場合有り)

製造現場で機器などの確認作業でも使えそうです。

参考価格

同時4箇所(センターに親機、場所1に子機、場所3/4ではパソコン/スマホ)での利用を想定した場合。テレビやWEBカメラは適当な機種を選定です。

TV会議イメージ図150913.pdf

種別機種ネット調べ
他拠点接続装置(親機)EVC300600,000円
PtoP接続装置(子機)EVC100300,000円
EVCカメラマウント(2台分)-38,000円
32型液晶TV(2台分)LC-32H2080,000円
WEBカメラ(ノートPC用)UCAM-DLE300T2,000円
専用ソフト/アプリ-フリー
合計1020,000円




導入費用

No.品名数量単価ネット注文価格
1TV会議システム構築費1400,000400,000円

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